2019-10-13

災害の度に政府災害対策本部設置が遅いと言う人が現れるが

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/hiranok/status/1182985651299454977

災害の度に話題になる政府の非常災害対策本部の設置タイミング

こんな感じで政府批判したい人たちの燃料になるわけだが、一度でもそれが何なのか調べようとも思わないのかね。

基本的災害対策本部の設置は災害対策基本法の23条に基づいている。

市町村都道府県場合は、

災害が発生し、又は災害が発生するおそれがある場合

に設置が行われる。つまり災害生前にも対策本部を設置することが可能

一方で政府場合

非常災害が発生した場合において、当該災害の規模その他の状況により当該災害に係る災害応急対策を推進するため特別必要があると認めるときは、内閣総理大臣は、内閣府設置法第四十条第二項の規定にかかわらず、臨時内閣府に非常災害対策本部を設置することができる。

となっている。

まり現行法では災害生前政府は非常災害対策本部の設置はできない。故に連絡室とか警戒会議とかそういった形で事前の準備が行われる。

これぐらいのことはググったらすぐに出てくるんだが、災害の度に脊髄反射的に政権批判をする人が現れる。そして気持ちよくなるだけで何ら建設的な議論は行われない。

何か主張するなら前提となるものを調べるくらいの知能はないんですかね。こんな人の存在こそが批判されるべきだと思うんですが。。。

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