皇室御用達の洋食器などを製造する大倉陶園の製品が出展されていましたわ
昭和天皇に上皇たちが献上したヒドロ虫類の絵が描かれたお皿が強烈でしたわ
その10年後20年後のお皿は貝と植物になって大人しくなって残念でした
陶器の像も製作していて、ぬらりとした光沢のあるお魚が生き生きとしていて見事でした
岡染めという技法を得意としているそうですが、
イングレースと聞けば瑞浪市陶磁資料館で説明されているので分かりましたわ
通常の下絵付けは呉須を水で溶くのに対して、岡染めは油で溶いて、
非常に高い技術を縦横無尽に活かして、作りたいものを作った印象を受けました
実際の経営は大変でしたでしょうけど、うらやましいですわ
高温で焼き上げた磁器のカップとソーサーが触れ合うときの澄んだ音には、 100円ショップの陶器では決して出せない良さがありますわね。 呉須の色は青いですけれど、魚扁に青いと...