いわゆる
欲しいものが、欲しいわ、って奴。
以前はミニマリストというものを馬鹿にしていたのだが、勤め先が潰れて強制的にミニマリスト生活を強要されるようになった結果、いろいろと切り捨ててきた。
で、その後何とか社会復帰はできたのだが・・・消費行動が元に戻らない。
なにか欲しい、っていっしゅんは思うんだけど、一晩寝かせてみよう、というのがクセになって、そうすると
「別に要らなくねえかこれ(商品なりサービスなり)」ってなって買わずにスルーになることがめちゃくちゃ多い。
俺は極端な例だろう。
しかし、俺の消費意欲に火をつけるような商品が日本国内には出回ってないのも大きいのではないか。
世界を知っているわけではないが、既に充分満ち足りてそうなアメリカンたちがガンガン消費する(っぽい)のは、そんだけくすぐるのが上手いと言うことなのではないか。
連中の方が将来社会保障という点ではけっこう微妙そうだけど、消費意欲バリバリっぽいし。
増税よりも、消費意欲の低迷のほうが悪い、という財界の言葉を聞いて
消費意欲を刺激する財・サービスを創出できない多くの日本企業(中には例外もあります)の低パフォーマンスは問題視されないのだな、とふいに思いました。