「愚将」ではないものの、そもそも「大学バスケ界の強豪を率いていた指導者が、特に強豪でもない公立校の指導者をやってる」という設定時点で、本当の優秀な指導者とはまた違うというキャラクターであることは前提っしょ。そして、その設定のお陰で「名将が無名のダイヤの原石と出会う」というストーリーにいくらかのリアリティが出るんだから必然でしょ。
ちなみに、こういう「(地方に埋もれた)主人公から見たら神に等しいような(都落ちした)すごい師匠に、実は人間的な側面や欠陥がある」ことを描くのはジャンプ漫画の定番だよね。古くはDBの亀仙人とかもそうだし、幽遊白書、アイシールド21、銀魂、……まあ、他にも思いつくやつ色々当てはめると分かると思うけど大抵の漫画でこうなので、これはそういう雑誌としての方針なんじゃないのかと思う。なんかそういう感じの編集者向けマニュアルとかありそう。知らんけど。