2019-07-03

リッツを食べると思い出す

もう20年ほど昔、小学生5年生の3学期の終わりのこと。

 

隣のクラスの子たちが授業で「1年間お疲れ様会」なるものを開いたという。

みんなでクリームたっぷりケーキを作って、それはそれは楽しくておいしかったらしい。

 

1学年に2クラスしかない小さな学校

隣がやったならこっちもやるよね!っていう期待がクラス中で高まっていた。

ある日、エプロンを持ってくるよう連絡があって、いよいよだとみんなソワソワしていた。

ついにケーキがきた!ってね。

教室を移動して、エプロンをつけてウキウキクワク。

 

しかし準備されていたのは、リッツみかん缶詰だけ。

期待していたスポンジもクリームもなかった。

そりゃ不満も出る。

担任は「よそはよそ、うちはうち」って言ってたけど。

あっちはケーキでこっちはリッツ

さすがに差が大きくない?

 

リッツがまずかったわけじゃない。

だって普通においしいもん。

ただ、ケーキがよかったなって。

 

 

今考えると、隣のクラスドッジボール大会とか宝探し大会とか日頃からイベント豊富だった。

うちはプリント問題ばっかりで、イベントほとんどやったことないけど。

そりゃ担任だって人だもん、人によって得意不得意があるよね。

私の担任はそういう催し物が苦手だったのかもしれない。

でも今でもちょっとだけ思うよ。

どんな形であれ、ケーキがよかったなって。

  • × リッツ ○ ルヴァン

    • 当時食べたのはリッツだし今食べてるのもリッツだからリッツでよくない? ルヴァンも好きだよ。

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