男性が多いせいか、外出する人が多いせいか、うちの会社は全体的に寒い。
今日はまた一段と冷えており、ブランケットにくるまっても指先がかじかむくらいだ。
幸か不幸か空調温度はブロックごとに自由に変えていい制度なので、ちょっと設定温度を上げさせてもらうことにした。
首を傾げつつ26℃に設定し直したがまだ寒い。この寒さは業務に支障が出る、どうしよう。
冷房の風を感じるうちにはっと気付いた。これは隣のブロックから吹く風…!
隣のブロックの空調を見たら、やはり「20℃ 強風」に設定されていた。
みんな涼しい顔(寒くなさそうな顔)して仕事しているからわからなかった。
ふと、去年の夏に死んだばあちゃんのことを思い出した。具体的にはばあちゃんの御遺体をきれいにしてくれた人たちだ。
「くさっちゃうといけないので23℃以下で冷房かけ続けてくださいね~」と言っていた。
御遺体に適切な気温は生身の人体より低いのだ。
健康さや筋肉の量なんかで熱量は変わってくるからねえ 基本的に活発で筋肉が多い人ほど暑がり