電車内で痴漢に遭った時、こわくて声をあげられなかったという人が多いらしい。
でも冷静に考えて、電車内という衆人環視の中で、別にナイフや銃で脅されている訳でもないのに、
むしろ、普段経験したことのない痴漢体験それ自体が恐怖を産み出しているのではないか?
あらかじめ、痴漢体験を模擬練習で体感しておけば、痴漢にあうことへの恐怖もなくなり、
いざという時、安全ピンを刺すなんてバカなことをする前に、ちゃんと声をあげられるに違いない。
地震や火災に遭った時、パニックにならずにきちんと避難できるようにするために、
避難訓練を行っているのと同じで、
電車に乗るすべての女性は学生のうちに痴漢訓練を受けておくべきなんだ。
電車通学のある中学・高校では、毎年、新入生に痴漢訓練を受けてもらおう。
と思ったところで、目が覚めた。
まだ仕事中だった。プレミアムフライデーまであとちょっとだった。