画面に映ってる人たちはそれぞれ刑事だったり侍だったりサラリーマンだったりするけど、同時にそれを演じてる俳優でもあるっていう事実があるせいで物語に没頭できない。作中人物が喜んだり悲しんだりしてる場面なのに、でもこれ演技だよねと考えてしまう。
漫画やアニメだとそういう事にならない。絵なのだから役者本人の感情なんて存在しようがない、描かれた表情や語られる言葉を素直に受け入れることができる。
俳優の人たちは自身の感情を隠そうとしているのだろうし、そのための技を磨いてもいるのだろうけど、生身の人間なのだからという先入観はどうしても変えられない。
同じことが舞台になる街の風景にも起こる。この建物は普段どう使われてるのか、みたいな事をつい考えてしまう。
正直、ドラマを実写で作る意味が分からない。物語を表現するならアニメで充分であって、生身の人間とか実際の風景なんてのはノイズにしかなってないと思う。
だが世間的にはアニメより実写のほうが分かりやすく、人気もあるらしい。
よく分からない。
共感は出来ないけどそういう人もいるんだとは思った。 しかし演技とか言ったら、声優も同じじゃないかと思う。 アニメより実写の方が分かりやすいとはどういうことか分からないけど...