子供の頃から男の子みたいって言われて育った。よく動くから親がズボンを穿かせてたからだと思う。あと眉毛が太い。
男の子みたいって言われたから女の子の格好をするのにむずがゆさがあった。
男の子みたいだから男の子とばかり遊んでいたし、実際女の子の格好は似合わなかった。
男友達が多かった。
女友達からはますだが男だったら彼氏にするのにって言われまくった。わるい気はしなかったし、男よりもかっこいい振る舞いができる自分かっこいいと思ってた。
特有のあれで彼女がいた。はじめてのセックスもその彼女とだった。もちろん男役はこっち。求められたのは彼氏としての振る舞いだった。当時は満足していた。
少したって、また彼女ができた。求められたのは彼氏としての振る舞いだった。
その頃には多少自分の考えを持つようになってて、彼氏として求められることに不満を感じてた。
私も甘えたいのに甘えるのはいつも向こう。こちらの都合はあまり考えてもらえない。都合よく彼氏っぽい行動をさせられていた。今考えれば、女の荷物なんて持ってあげる必要なかった。私も女なんだから。
周囲の女や大人に求められたのが嬉しくて男の子みたいな女になった。
周囲の女には次第に本物の男ができて私のところから離れていった。
男にこびる方法もわからず、好きな男性とお付き合いしたこともない。いま自分の周囲には誰も人が残ってない。
選ぶことはあっても選ばれたことがない。
選ばれてみたいし、荷物を持ってもらってみたいし、手を引かれてみたい。
男に媚びない女になりたかったわけじゃない。男に選ばれる女になりたい。アラサーなんだけど、もっと若い時に気付いてたらなあ。
うんち
そうだね。うんちだね。💩
今のあなたがこれからの人生でいちばん若いんやで
しゃぶれよ