漫画やアニメで特定の題材が流行るたびに「読者がそのような欲望を抱えているから…」と解説する人が多い。
この論法がなぜ人気かというと、お手軽に「真実を見抜ける俺」「社会を語れる俺」を気取れるからだ。
主人公の表面的な設定と、架空の読者とを結びつけて、「これは読者の欲望だ!」と叫ぶだけで、
なんだか一人前の評論家になれたような、軽薄な流行を痛快に斬り捨てたような気分になれる。
彼らは流行を追わない。実際の読者も知らない。作品を見てすらいない。
「なぜロボットものは廃れたの?」「なぜ日常系が流行ってるの?」「なぜ異世界転生が流行っているの?」
といった疑問に、その場その場の思いつき、脊髄反射で答えているだけだ。
だから流行が数年で移り変わるたびに、彼らが語る「最近の読者」像はコロコロと変わっていく。
「複数の題材を同時に好む読者」なんてまったく想定もしていない。
漫画やアニメで特定の題材が流行るたびに「読者がそのような欲望を抱えているから…」と解説する人が多い。 彼らは流行を追わない。実際の読者も知らない。作品を見てすらいな...
え、晒せってこと?
彼らって言うならひとまとめにして語れる量の統計データやろ