2019-03-17

三つ子の母にそれでも母親であることを求めるのか

乳児暴行母親実刑判決3つ子育児 同情できるが…」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190315/k10011849981000.html

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子育てに悩みに悩んで、追い詰められた人が、重度のうつ病を患った。そして、ついには我が子を畳に叩きつけて死に至らしめてしまった。気の毒な事件だ。ワンオペについて様々議論されているさなかの事件であり、特に乳児を抱える母親たちにとって関心が高いようだ。ツイッター上では情状酌量すべきという意見が多く見られた。

量刑適当かどうか、心情的に納得できるかは置いておこう。自分が気になったのは、「実刑判決になったら残り二人は誰が育てるのか」という声が少なくないことだ。こういった声を上げているのは、母親擁護する立場の人々だ。なんて厳しい人たちなんだ、と思った。

仮に死因が「事故死」だったとしても、同じ年頃の子を育てるのは辛いだろう。それを、自分が直接死に至らしめた子の兄弟を育てるのは現実的選択肢なんだろうか。本人は、家族は、耐えられるものなのだろうか。そうは思えない。事ここに至って、それでも、母親であることを求めるのは何故なんだろう。

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