中国や北朝鮮の政府統計が信頼できないのはよく知っていた。
しかし、OECD諸国はパリの本部でOECD統計を各国比較可能な
かたちで発表してきた。
政府統計が信頼できない国はもはや先進国のレベルから脱落しかかっている。
OECDの国際会議で日本代表が資料を配布して発言しても、
「この資料の統計本当?」と各国代表が疑い始めてしまうと
日本に対する信頼が大幅に低下してしまう可能性が大きい。
国内的には、戦後、官僚が国民に対して必死になって守ってきた政府のイメージとして
「政府は間違わない」というものがあった。今回の事件はいわば
「官僚たちの日々」の終焉といえるかもしれない。
Permalink | 記事への反応(2) | 21:01
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日本が今でも先進国だと信じて疑わない限り、日本に未来はない。