いろんな品種の焼き芋があり、一本百円なのだがおまけを山ほどつけてくれるので五百円も出したらスーパーの袋にずっしり入る量の芋を売ってくれる。
どの芋もとても美味しく、特に安納芋など芋百%のねっちりホクホク甘い黄金色のクリームやわーとうっとりする旨さだ。
そのへんの大地主のめちゃくちゃ金持ちが、ほぼ趣味で農家をやって週末は石焼き芋を売っているとか、息子夫婦が近所に家を買ってもらって住んでいるが、仕事をやめてしまい寄生状態のくせに農家や芋屋が恥ずかしいからやめろと言ってるとか、近所の人からうっすら事情は聞いていた。
「今日は公園で子供とおやつにしようと思うんですーいつも美味しいお芋ありがとうございます。」と私が言うと
「子ども」=「未成年まで」のつもりで言ったんじゃない?