2018-10-21

現代美術勉強で読んだ本

かつて現代美術展覧会に行くと「なんでこの展示で1,200円も取るんだよ!」と憤っていたんですが、『現代美術を楽しむためには勉強必要勉強すれば楽しめる』という話を聞いて読んだ本です。

現代美術を楽しめるようになりました。

アメリアアナレス《なぜ、これがアートなの?》

https://www.amazon.co.jp/dp/4473015785/

作品意味が解らない人が多いと思うが、作ってる人も解らない場合もあるから気にするな』みたいなことが書いてあって面白かった。

岡本太郎今日芸術

https://www.amazon.co.jp/dp/4334727891/

今日芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない』っていうのが、これまでの美術現代美術を分けるところなんだと思います

今日芸術が、そうあらなければならない理由が、読んでると解った気がしました。

美沙アートインダスリー―究極のコモディティーを求めて》

https://www.amazon.co.jp/dp/4902078171/

現代美術価値は、世界芸術祭で、著名なギャラリー人間がある作者と会っているとか、そういうところで決まっていきます』みたいな話もあって面白かった。

それでも現代美術に関わるのは、それだけじゃないからなんだということも解ります

他にも

他にも何冊か読んだけど内容忘れました。

色んな本で「作品は、創る人が半分創り、観る人がもう半分を創る」みたいなことが書いてあって、現代美術では観る側が重要役割を果たすようです。

あと、アメリアアナレスの《なぜ、これがアートなの》にはビデオもあって、その中でアメリアが「日本人アートの楽しみ方を知らないんじゃないか?」に対し

あら、どうして? 有名な美術作品の横に並んで写真を撮るのだって、立派なアートの楽しみ方の一つよ

と答えていたのには、「そう言われれば、そうだ!」と衝撃を受けました。

  • いやまあ勉強したところで高すぎるんだよな あの価格設定なんなんだろ 欧米じゃ無料の美術館なんてざらにあるのに

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