平成に入って起きた大地震。奥尻島を中心に大津波が襲い、200名超の方が亡くなられました。
この地震の名前言えますか?
北海道南西沖地震です。
いつ起きたか言えますか?阪神淡路大震災より前?後?
1993年、平成5年。阪神淡路の2年前です。
200人超の犠牲者という大規模災害ながら、言葉を選ばずに言えば、世間で忘れられがちだったのではないか。
理由は複数あるのだろうが、問題提起したいのは名前の曖昧さ。北海道南西沖地震。奥尻島地震だったら津波の恐ろしさとともに、もう少し記憶に残せたのでは。東日本大震災の被害を少しだけ減らせたのでは。
東日本大震災が典型例だが、広域の被害に配慮して、広域な名前がつけられる。そして記憶に残りにくい。北関東の被害も忘れるべきではないが、東日本大震災はやはり東北大震災だろう。
大災害に、もし意味を見出すなら、記憶と未来への教訓しかない。そのためにも名前は大事というお話。
Permalink | 記事への反応(1) | 12:16
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