かつて吉田茂元総理が「一流と言われる某ホテル」を訪れたときの話です。
吉田総理はホテルのトイレで手を洗ったあと、なんと洗面台のまわりにはねた水を自分のハンカチで拭こうとされたそうです。
それを目にしたホテルの従業員は、慌ててトイレの清掃担当者を呼ぼうとしました。
「洗面台の水はねを拭くために、いちいち担当者を呼んでいては仕事にならないでしょう。
一流ホテルが一流である証は、従業員の手によって、トイレがいつもきれいであることではありませんよ。
手を洗ったあとに、洗面台を自分で拭くのが当たり前だと思うお客様が常連であることが、本当の一流ホテルの証なのではないでしょうか」
ブラック顧客が存在するのは、サービスを受ける側の問題でもあるが、それよりも与える側の問題だということ。
ブラック顧客を持ってしまう体質そのものが、結果として組織そのものをブラック企業の体質に近づけているということです。
つまりは「類は友を呼ぶ」ということ。
海外の超高級ホテルなんかは身の回りの事をする スタッフがずっと同じ部屋でじっと立って待ってたりするのだけど、 アレを最高のサービスとはどうしても思えない。 奴隷を置いてい...