小学生の時、バレーボールをやっている女子が、「将来はバレーボール選手になりたい」といった。その子はすでにバレーボールをやっている選手だったんだから、「もうなってるじゃん」と言ったんだけど、「プロになりたいの!」だったかな、なんかそういうようなことを言われた。
プロだろうがアマチュアだろうが、バレーボールをやっていることは変わらないだろう。プロには大会ごとのレギュレーションとかがあるかもしれないが、基本的にはプロでもアマでも同じスポーツのはずだ。プロとアマの違いと言えば、お金をもらってるかどうかだけじゃないか。
どこかで見たが、堀江貴文が「将来、農業をやりたい」と言っている高校生に対して、「今すぐやれ」とアドバイスをしていた。全くその通りだと思った。農業は高校生でもできるんだから、「将来」まで待つ必要なんかない。
「将来バレーボールをやりたい」とか「将来農業をやりたい」とかいうやつ、本当はどっちもやりたくないんじゃないか? なんか別のものを求めてるのに、建前上、バレーボールだの農業だの言ってるんじゃないの?
もう一つ。「商社に就職して良い給料をもらうか、子供の頃からの夢だった映像制作の会社に就職するか、悩んでいる」という人と話したことがある。俺は即座に、「映像制作なんて今すぐ始めればいいじゃないか。商社に行ったら映像制作ができないなんて考える必要はない」と言ったのだけど、「変わってるね」というようなよくわからない反応だった。
いまだによくわからない。