2018-08-03

飛ん電車にいる夏のセミ

昨日、電車内でセミの鳴き声がした。

「あぁ、夏だなぁ……」というほのぼのとした思いと

「誰だ車内に持ち込んだやつw」という思いが入り混じっていた。

私は蝉が苦手だ。

小学生の頃は触れたのに、いつの間にか触ることも出来なくなってしまった。

触って加減できずに潰してしまったら怖い(汚い、えぐい)という思いがあるかもしれない。

本題に戻ろう。

電車でドア近くの座席に座る私の近くに

サラリーマンが座った。

サラリーマンが座ると、近くに座っていた女性がギョッとした顔で見た。

サラリーマンの右肩を見ると、ポケモンでもなくオウムでもインコでもなく

ミーンミンミンと自己主張を続ける蝉が乗っていた。

座ったあと、サラリーマンは右肩に手を伸ばすと蝉を捕まえた。

片手でしっかり掴み、そのまま手元で眺めていた。

「ミーンミ……ジジッジジッ……ミーンミンミン…ジジッ」

「蝉が飛んでこない!あのサラリーマン連れてきちゃったのね」というほのぼのして良い光景に変わり、

誰かがクスクス笑い、周りの人から笑顔がこぼれた。

私の降りる駅になると、同じくサラリーマンも降りて

スッとホームの柱に蝉をつけてあげていた。

やさしいリーマン。すばらしいね


ところで、蝉って何で急に触れなくなったりするんだろうね?

その頃の気持ちの変化、全然覚えてない。

同じようなことにあったら掴まえたい思いはあるんだけど何だか怖くて触れないんだよなぁ。

ズボンの股にメスの蝉がついたことあるからしたら、対処法が知りたい。

恐怖心に負けずに触ることだろうか。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん