2018-05-23

母が亡くなった

就活最中だった。

危篤だと聞いてその日の面接を辞退し、なんとか最期には立ち会うことが出来た。最期まで意識は戻らなくて、何も話せないまま逝ってしまった。

まりに実感がなく、何の感情が湧いてこないままだった。葬儀告別式に出るため、重なっていた日の選考も全て辞退した。火葬されて、二度と会えなくなるその瞬間まで母のそばに居たかたからだ。

後に残ったのは第一志望の面接だけで、絶対に逃すものかと精一杯頑張って挑んだ。でも駄目だった。今選考が残っている会社はない。選考時期が早い業界から、これから受けようにももほとんど残っていない。

選考を辞退すると連絡したとき、私のことを案じてくれた企業一社だけで、おそらく残りの企業からは辞退する常套句だろうくらいに思われたのかもしれない。

私はどちらを選べば良かったんだろう。母に会う最後の機会を捨てて、企業面接に行けば良かったのか。

母の死を絶対言い訳にしたくないのに、何度もそんな考えが浮かんでしまう。

残された父と2人で母のために胸を張って生きよう、と約束したのに、そんな人間になれそうにもない自分が嫌で仕方がない。

  • 2〜3年は近しい業界で働いて、転職すればいいと思うよ。 転職市場も活発化してるからよっぽどの業界でなければ求人はあると思う。

  • 親が死んだので選考の日程を変更したいと連絡すると大抵対応してくれるはず。先方からすると辞退する意味がよくわからないだろう。

    • もともと面接日は一日だけだったので、そこで出られなければ辞退という形でした。

  • え?俺なら外資系に行くけど?(実力主義で採用) まさかとは思うけど、日本のブラック企業しか受けてないとか?   会社なんていくらでもあるじゃん。でもおまえのかーちゃんは一...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん