消費税を上げることに消費が落ち込み、景気が悪くなるというものがある。
景気が悪くなることで消費者は物を買うことを控え、消費税を上げても、結局税金としてのお金は減るというものだ。
これは簡単に認めるのであれば、それはインフレにも適用できるのではないか?
インフレになること(例えば年に2%)で消費が落ち込み、景気が悪くなる。
景気が悪くなることで消費者は物を買うことを控え、インフレになっても、
企業は大したお金を手に入れることはできず、労働者に賃金として還元することはない。
消費税を上げることに反対することと、インフレに期待することはダブスタになる可能性がある。
私はこの二つの態度を一緒に見たことはないので、私が作り出した人格ではあるのだが・・・
しかし、インフレに期待しつつ、消費税に反対するには他のロジックが必要になるのは私は間違いないと思う。
それは国に税金を取られるということに対しての反対、つまり小さい政府論の支持者拡大である。
小さい政府、大きい政府論で争えば大論争になることは間違いない。だが、経済学者がここに興味を持つのは難しいだろう。