一ヶ月ほど前に弟の結婚式があったんだけど、式の2日ぐらい前に親戚のおっさんが突然出席をキャンセルしてきた。
姉である自分の母がおっさんキャンセルの理由を聞いたものの、ほぼ言いがかりに近い内容だった。
今までこのおっさんは親戚の食事会とかに突然だだをこねて行かないと騒いだりしていて(この一件がきっかけで自分の耳に入るきっかけとなった)、
母や他の親戚の人が隠密になだめてなんとか出席をしてもらいその場を収めていたらしい。
しかし、このキャンセルには母も思うことがあったらしくおっさんを説得することもなく普通にキャンセルを受理した。
式当日はと言うとおっさんの欠席に対して誰か言及することもなく、むしろ存在すら忘れられてつつがなく終わった。
おっさんの存在はもともとなかったかのようだった。おっさんは自分が思っていたほど重要な存在ではなかった。
自分も思春期のときはわがままを言って「俺は◯◯にはぜってぇでないからな!!」と言い放ち周りがオタオタするのを見て満足していたことがあった。
だけど、実際に周りがそれを受け入れて自分だけおいていかれると、口に出した望みは叶ったはずなのにものすごく寂しかったのを覚えてる。
今頃◯◯にいったみんなは楽しんでるのかなぁとか思った。
そうなのか? 俺だったら無駄な時間を過ごさなくて済んだとしか思わないが