うちの職場では契約社員は1年契約で5年まで更新可である。だいたい毎年それで年度末に辞めることになる人が出る。次の勤め先が決まっていればいいけど、そうでないとせつない。若くて仕事熱心な子であれば何とかなるだろうと思いたいけど、それでも4月になるまでに決まっていなかったらなんと言えばいいんだか。
逆に正社員だと多少能力が低くても仕事にやる気がなくても、よほどの悪さをしでかさない限り首にできない。おまけに給料もよほどのことがないと毎年上がっていく。何なんだ、この格差は。
別に今に始まったことじゃないけど、この季節を迎えるたびに憂鬱な気分になる。アベノミクスが何だか知らないけど、これからの社会を支えていくべき若者になぜ雇用を保証してあげられないのかと思うともどかしい。全員を正社員にして、毎年昇給させて、定年になったらそれなりの退職金を払う…ってやったらうちの会社が持たないのも分かるんだけど、なぜ将来ある若者が犠牲にならないといけないのか納得いかない。