「発音なんてカタカナでも通じればいいじゃん」なんていう向きもある。確かに通じればそれでいいかもしれないが、発音が標準から外れれば外れるほど、聞く方の脳の負荷は上がっているということを無視しないでほしい。
相手がネイティブスピーカーならまだいい。お前の言語で喋ってあげてるんだからちょっとぐらい我慢しろと要求するのは無理なことではないし、そもそもネイティブスピーカーは基本がちゃんとできてるから標準から多少外れた英語でも割と理解してくれる。
ノンネイティブはそもそも「英語を理解する」というだけで脳にかなり負荷がかかっている。そこにきて、その英語が標準的な発音から外れていたら、オーバーヒートしてしまう。
考えてみてほしい。相手が標準的な英語を喋っている限り、自分の脳内にある「英語」と相手が喋っている英語の距離は、自分の母語と標準英語との距離よりも常に小さい。わかりにくいと言ってもたかが知れているということ。
ところが、相手が相手の母語に影響された非標準的な英語を喋っていると、その「英語」と自分の脳内の「英語」との距離は、最大で相手の母語と自分の母語との距離まで拡大してしまう。
「正しい」発音で英語を喋らないといけないのは、決してネイティブスピーカーのためではない。俺やお前らのようなノンネイティヴの人間のために、みんな正しい英語を喋ってくれ。
ホエアー、ホワイル、ホって何よ、と違和感ある
英語のwhの発音はかつてwとは違っていて、その古い発音を反映して「ホワ」と「ワ」というカタカナの書き分けがあった。 現代の英語ではwhとwは同じ発音になっているからカタカナなら...
ホワイトはなんとなくホワイトな感じがする、ワイトでなく。
わたしは ゥワイト と聞こえる
なるほど勉強になった。 ヘボン式ローマ字や拼音もちょっと合わなかったりするものね。決めた当時からなのか、変化によるものが大きいのか。。