何か別の事を考えたり思い出したりしてるんだと思う。
作品の展開を目の当たりにしながら、
同時に「この演出ってあの時の自分の体験と同じ感じがするな」とか。
或いは「ココで描かれる人間関係ってあの事件と同じだよな」とか。
作品を構造分解して、自分の記憶の中にある別の何かと突き合わせて、
そこから「自分独自の感想」みたいな物を導き出しているんだと思う。
そうでなければ、誰であろうと一義的で単調な感想になると思うよ。
その「分解」と「突き合わせ」のマッチングが絶妙なんだと思う。
なんというか「一見意外だけど言われてみると確かに納得できる」みたいな。
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