コメントに出てない中で選ぶとするなら、かずまこを先生の『名前はまだない』。短編集なのでテンポがよく、登場人物二人が織り成す空間にみるみる入り込める。反面短編集であることから細やかな心理描写には欠けている(唐突だと感じたシーンはなかったが)。
作品を探すコツとして、登場人物の心理描写を細かく見ていきたいなら「一般誌で」長期連載されている作品を中心に探した方がいい。やっぱり同性愛をテーマとしたものは読者にウケづらく、だからこそハンデを乗り越えられるほどの魅力的な作品が多い。また編集者が良いからか竜頭蛇尾な展開になることも少ない。専門誌、というか百合姫は競争力の差か編集者の差か分からんがそのあたり非常に弱い(言いたいことは山ほどあるがここら辺でやめておく)。
対して演出がすごい百合作品が見たい!と思うのなら専門誌で話題になった作家の作品を探すと良い作品に巡り合いやすい。専門誌は多くの百合作品を読んだ「餓えている」奴が見るため、演出や舞台設定のオリジナリティを打ち出すのが非常に難しいからだ。ただし少女漫画テイストなのが多く、元増田が望んでいる作品は少ないかも。
志村貴子『青い花』に感激し百合漫画をいろいろ漁ってはみたものの、いまいち自分好みの百合漫画に出会えず、買っては売りをくり返している。 まず、萌え系は論外。 女の業的なもの...
コメントに出てない中で選ぶとするなら 、かずまこを先生の『名前はまだない』。短編集なのでテンポがよく、登場人物二人が織り成す空間にみるみる入り込める。反面短編集であるこ...
オトメの帝国だな。
あれ1巻あたりは書きなおした方がいいと思うわ。
マリア様がみてるとかコバルト文庫系統はどうでしょうか?