上手く言っていない時には相談をしろと言われる。相談という形を取れと。
上手く言っていない状況を伝達するということは、難しい。
いや、上手く言っていない状況を伝える度に怒られてきたから、心理的に報告が難しくなってしまったのか。緊張しちゃうと、頭は回らなくなるしね。
上手く出来そうで、答えが出ているときは、話せる。怒られる心配や叩かれる心配がない。
上手く出来ないときで、ハイハイ聞いているときには悩む必要はない。自分の考えを抑圧すればよい。気持ちも押し殺して、黙っていれば良い。嵐が過ぎ去るのを待つがごとしだ。
上手く行かない状況と、上司なり、同僚なりに、自分なりにオリジナルな案で伝えることは、相当に難易度が高い。困難なことだ。 なぜならば、自分の頭を使うし、相手のメンツも立てながらとなると更にやっかいだ。考えるべきパラメーター、感情の波が増えるのだ。
気を遣いながらでは、疲れる。
せいぜい、2週間程度の時間を稼ぐことは出来ても一月の時間を稼ぐことは難しい。
かつて、仕事の出来た上司の「協力し合って」イコール『俺の考えに従え』だよな。
やりづらい、というか、やりづらかった。辞めて、時は経ってもまた、同じ失敗をするのではないか、糸口が見つからないまま、過ごしている。