高校生活もそろそろ終わりだな。なんて思う暇もなく高校を卒業した当時の僕、何を考えてたのか聞いてみたい。
個人面談をする度にやりたいことが変わっていく自分に嫌気がさしていて、行き当たりばったりの人生も悪くないか、その時はそう思っていたが、これがまたとんでもなく誤算だった。
僕は自分の本質を理解してなかった。僕は"普通"ではない状況に強いストレスを感じる人間だったのだ。
しかし思春期特有の 何者にもなれない自分の事が嫌いだったので、見当違いの方向に舵を切ってしまった。
当時の自分に言ってやりたい。
いっそ精神的におかしくなってしまったほうがいくらか面白い人生だったかもしれない。
お前は何者だ。なんて言うと少し古めかしく聞こえるけど、自分が何者なのか説明できる人ってあんまりいないんじゃないかと最近考えるようになった。
自問自答の繰り返しになるけど、たった一つ、自分が何者なのか、それを伝える事が出来るようになりたいな。くらいの気楽な人生も良いかもしれない。インターネットを長年見ていると、これもまた普通の人生に感じてくる。等身大の人生だ。
お前は何者だ?