いや本当にどうしてこうなったってくらい酷かった。
学校説明会とラブライブが重なってさぁどうしようとなり、センターの機転で解決するって展開なんだけどその過程が余りにもおかしい。
まずラブライブの会場に突如学校にいるはずの4人が現れて驚くシーン。
直前にどっちも行ける術があるならその時点で全員行けるはずだ。
それなのになぜ学校居残り組にその術を教えなかったのか。
仮に人数制限があるといった(それっぽい描写は一応ある)としても間に合わせる方法も伝えていなかったっぽいし、情報共有がガバガバである。
そして極めつけがそのショートカット方法が「道路じゃなくミカン畑突っ切れば間に合う!」ということである。
どう考えてもおかしい。
ショートカットしたとはいえ、走って間に合う時間ならタクシーなりを使っても100%間に合うはずである。
どう見ても過剰な演出であることに加え、ご都合主義という「ファンタジー」を使うことは、「(自分達の力で)奇蹟を起こすんだ」という作品全体のテーマをぶち壊している。
神様頼みだったところから諦めず自分の力で奇蹟を起こした、という三話は全体の流れは、なるほど作品のテーマに則している。
しかし、演出過多によるご都合主義によってそのテーマ性も壊され「はいはい茶番乙」となってしまった。
本当にどうして三話はこうなったのか。
「抜け道を見つけて両方諦めずに参加する」という話の大筋自体は良かったからまあ…。 1期もだけど視聴者をミスリードしたり驚かせることを優先して前後がガバガバになるの本当も...