そんな時代を見てきた人間なせいか、匿名で行うネットへの書き込みは「内」への発信という意識が強い。
何が内で何が外なのか、表現は難しいが、要は自宅内の独り言に近いという感覚だ。
皆そんなもんだろうと漠然と考えていたが、意外とそうじゃない人は多いんだなと思わされる事も結構ある。
例えば追い詰められた人が増田に愚痴を投稿してそれに「気持ちは解るがそういうのは口に出しちゃいけない」なんてコメントをしてるのを見たり、
「で?そんな事を書いてどうするの?何か変わるの?」なんてコメントを見たり。
なんていうか、増田でくらいいいじゃんって事にまで現実みたいに厳しい事をいう人が居る。
勿論悪意がある人も居ると思う。でもなんか、そうじゃないものを感じるというか、明確に誰かに向けて発信されてる事を前提として読んでる人が居るというか。
なんか感覚の違いを感じるんだよな。
そりゃいくら独り言のつもりって言ったって見られる可能性はあるんだから、殺人予告じみた事書いたりするのは当然NGだし、
煽りとか炎上のリスクと隣り合わせでそういう人が居るのも昔からなんだけど、
「ネットは公共の場だから渋谷のスクランブル交差点で大声で叫ぶようなものだ」という人は増えたね。 俺は折衷案で「自宅の独り言をマイクで拾って渋谷のスクランブル交差点で放送...
あー、そうそう。そういう感覚の剥離。具体的にありがとう。 自宅中での独り言って言ったけど、交差点の端っこで喧噪にまぎれてブツブツ言ってるって感覚の方が近いな。 すごいなス...