この連休、中学のクラス会に出席するために20年ぶりに地元に帰った。
クラス会では友達にも久しぶりに会えて楽しかったのだけど、帰り側にA子に「話がある」と声をかけられた。
今思えば、少し行き過ぎたからかいだったのかもしれないが、当時のわたしは自殺を考えるほど追い詰められたのでいじめとする。
A子の話は単純で、「昔のことを謝りたい」だった。
昔、ひどいことをして申し訳ない。
と、人目につかないよう入ったビル陰でA子は泣いていた。
「うっとうしい」と感じた。
あの頃、あれだけ謝って欲しかったのに。
いざ、謝られると「なんの魂胆があるのか?」と疑い、「ざまぁみろ」と思った。
その夜から、一人になるとあの頃の気持ちが蘇ってきて涙が止まらない。
自分の存在を自分で肯定することもできず、ただ惨めだった日々。
今は地元から離れた場所で、新しい家族と幸せに暮らしているのに、心だけはあの頃に戻ってしまった。
A子を許して、忘れてしまえば楽になれるのに、
謝ったA子を許せない自分の、器の小ささが許せない。
全て忘れたい。
二度と思い出したくない。
つらい。
そういうのは自分で復讐しないと乗り越えられないんだよ 謝罪のときまで相手のペースで進まれてはどうしようもない
感動ポルノだったんじゃね? だからムカついたんでは? 謝ってる私感動的、みたいな。
そんな謝罪なんて申し訳ないと思ってるわけじゃなくて 自己満足のためなんだからそもそも許してやる必要なんてないんやで
20年前あなたは「謝ってほしい」と思った。そして20年後その相手が謝った。 ということは、許しても当時の自分を裏切ったことにはならないのでは? いじめた人間にいつまでもとらわ...