農村部に住んでいると、鹿を身近に感じる。
夜中に道を走ると、数頭単位の鹿を300メートルおきに見ることができる。
そうなると、車道に飛び出る鹿と乗用車の衝突事故が頻繁に起こる。
まあ、それはいいんだけど、鹿は横を通り過ぎると気にもせずに草を食んでいるが、こちらが減速して止まると慌てて走り去る。
このとき、山道だと、片方は山林、片方は崖になってることが多いんだけど、鹿は頻繁に崖のほうにも逃げていく。
具体的にはガードレールをひょい、と飛び越して崖から落ちていくのだ。
暗闇であり、ライトの範囲外は見えないが、あれは結構死んでいるんじゃなかろうか。
野生は、とか言われるけど、こんだけ生息密度が高いと、結構間抜けな奴もいて、浅い川で溺れているとか、低い段差から落ちてとか、側溝にはまり込んでとか、蔓に絡まってとかいろんな死に方をしているのも見かける。
ちなみに、鹿の死体はすぐに浚われて消える。
カラスや野犬、いちばんはイノシシであるが、山で倒れた鹿は他の生物に食われ、数時間のうちにばらばらになる。
ちなみに、最初に目玉、次に肛門が食われ、それから腹が破られる。
足の先はカラスが持っていくことが多く、いきなり空から降ってくることもある。
分解途中で出くわすと、頭から胸のあたりが残っていることが多い。
ただの日常を綴った日記と見せかけて、最期の一行で不意の問題提起
良い内容なのにブコメで大喜利のダシにされてて可哀想。