最近のSNSを見ているとよく思うのだが、世の中には怖い「大人の世界」があり、自分はその世界の住人ではない、と考えている人が増えた気がする。
だから、業界人でもなんでもないのに「これ以上言ったら誰かに怒られそう」と勝手に忖度して自粛する例が後を絶たない。
ツイッターで「これ以上言ったら怒られそう」だと思うのも、居酒屋で喋っているのに「それ放送禁止用語だよ」とか言うのも、会社の企画会議で「そんなことやって大丈夫なの?」という発言が出るのも、もっと言うと今のマスコミが役人を徹底的に取材しないのも、どこかに怖い「大人の世界」があって、その世界の誰かに怒られそう、と勝手に行動をやめてしまう。
ほんとうはそんな世界なんて存在しない。いや、存在はしているのだが「今まさに自分がいる世界」なのだという自覚がない。
以前は陰謀論や都市伝説、あるいはヤクザ映画などがそういうイメージを醸成していたと思うのだが、今はインターネットが自給自足的に醸成している。
大人の世界が自分のいる世界の外か内かって関係ないじゃん
「俺はなんとも思わないけど、みんなはそうは思わない」って勝手にありもしない世界を作り上げてそれを武器にしてるやつが居るんだよ。 そうする事で罪悪感とか責任とかを背負わず...
ゼロイチではなく単純にリスクが上がるとか迷惑に感じる人が少しだろうが増えるのは事実なんでしょう。それをゼロだと言い張る人もまた自分よがりになってる可能性が高いと思われ