匿名とは言え少し嘘を混ぜさせてもらう。
80のおばあちゃんに話を聞くことがあった。
この年齢の人は子供の頃に過酷な体験をしていることが多く、その話を使命感ではないが、どちらかと言うと好奇心で聞きたかった。
壮絶な話を聞いて「だいたいこういう話は蓋されてて話してくれない」ということの上に、話を聞く機会自体も減るのかと思いなんだか勿体無い気持ちになった。
2日貯めると小さな羊羹(のようなもの)が買え、食べれたらしい。
我慢できない日は5円で「べろべろ(またはペロペロ)」というお菓子を買ったそうだ。
平たく、円形できな粉を付けて食べた。と聞いた。
それを話したら記憶がより鮮明になったらしくもう少し具体的に話してくれた。
小麦粉を練ったものじゃなくて蕨っぽいというところまでわかった。