一度は職に付いたものも上手くいかず、辞めた後も心を病んでしまい家族の理解も無く塞ぎこんでしまいました。
そんなとき、はてなでブログを書くとはてなブックマークにたくさんのコメントが付きました。
男はコメントを貰うことで社会の一員になっている気がしました。
男は怒りっぽい性格をしていましたが心が弱かったため、明らかに間違っている物だけを入念に調べつくして叩かれ無いように予防線を張り巡らせエントリを書きます。
はてな村の人たちは正論を口汚く言うという芸を大喜びで見ていました。
はてな村の人たちは芸を見に来ているだけで、中身については男がやらなくても良いことで、ぶっちゃけどうでもいいのです。
議論のたたき台として使われているだけで、男の文章の中身が評価されたわけではないのです。
間違っている物に正論を口汚く言う芸を、うんこに石を投げる芸に例えましょう。
皆はうんこに石を投げる様を喜んでみていましたが、男は次第にうんこに集るハエにも石を投げ始めました。
皆はうんこに石を投げるのを見に来ているのに、次々に湧くハエに石を投げる男を見せられて帰っていきました。
男は帰ってしまう理由がわからず、きっとハエのせいだと更に石を投げ続けました。
ハエはたくさん飛んでいるので石をいくら投げてもなかなか当たりません。
何個も何個も投げているのでそのうち投げ方も雑になっていきました。
男はこんなに苦労しているのに皆が見てくれないことにだんだんと辛くなってきました。
男はどうしたらまた皆が見てくれるか、社会の一員であることを実感できるかを考えました。
男は閃きました。
はたして男のハエ食いははてな村の人たちを喜ばせる事ができるのでしょうか?
結末はみなの心の中に。