日本のIT産業がうんたらかんたらと大仰に語る気はないけど、日本のITエンジニアが軽んじられてる最大の理由は、世間から「難しい道具を使いこなす人達」だと思われてない事、なんじゃないかな
よくよく周囲を見回してみると、パソコンやスマートフォンを「初心者でも簡単!」とか「誰でもすぐに使いこなせる!」といった煽り文句は無数にあれど、その逆は皆無に等しいよね
「コンピューターは誰でも簡単に使える物なのだ」と思われているから、高度な資格を持つ人や優れた実績ある人の価値も理解されにくいんじゃないかな
たとえば難易度の高い資格の代表格として医師免許や法曹資格があるけれど、書店などの専門書のコーナーに「60歳から取れる!医師免許」とか「72時間でマスターする司法試験!」みたいな参考書ってないよね