2017-01-19

6歳児アイドル

テレビ番組で「好きな男の子がいます」とでっちあげられた6歳児アイドル

でっちあげた番組有罪として、それとは別に「好きな男がバレちゃった、恥ずかしい」ではなく、「お客さんがガッカリするかも、悲しい」と女児が泣いたというのを聞くと胸が苦しくなる。

子供タレントという存在が苦手だ。

ある程度、分別が付く年頃に成長すると人は嫌でも自身価値というものに向き合わなければならない。自分JKだった頃には「あー今が一番価値がある時期なのか?の割にはいことないなー」と悶々とし、高校卒業した時には「JKブランド失った」と寂しさを覚えたものだ。今から振り返って見れば、そんなネガティブにならなくても大丈夫って過去自分に声でも掛けてあげられるけど、当時はスーッと寒くなるような言い知れぬ不安が心の片隅にあった。この手の不安っていうのは自分だけじゃなく大なり小なり色んな人が通る道なんだろう。

でも、それを6歳にして経験しているのかと思うと辛い。「子供から可愛い」「異性の影がないからいい」といった自分価値を察知して、それを守ろうとしている姿が辛い。昔の自分感傷に重なって辛い。

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