《かける数》と《かけられる数》の違いを意識して立式することが大事だって点については同意なんだけど、その上で。
「2つ入りのリンゴの袋が3袋あります。全部でリンゴはいくつあるでしょう?」
という質問に対して、
「3×2=6」
と答えた子供が、《かける数》と《かけられる数》の違いを理解できていないと断言するのは誤りだと思うんだよね。
これって、実は数え方の問題で「2個ワンセットのものが3つ」と数えるなら当然「2×3」になるんだけれど、例えば、袋からリンゴを取り出して数えるシーンをイメージして「A、B、C、3つの袋からリンゴを各1個ずつ取り出す動作を、何巡繰り返すとリンゴをすべて数え切れるか」をベースに考えると「3×2」が正解になるんだよ。
もちろん、大多数の人間は、自然と、元々出来上がっているセットが何セットあるかをイメージして数を考えるものだけど、その常識に囚われないリンゴの数え方だって問題なく成立する。
(余談だけど、こういう思考が普通にできる人は、ラテラル・シンキングに関して、天性の才能があると思う)
だから、確かに上記の問題で3×2=6という立式をした子供は、《かける数》と《かけられる数》の違いを理解できていない可能性もあるけれど、それを式だけから断定することはできないという話。
そして、100%の確度で誤答と断定できない以上、そもそも式の順序を採点基準にすること自体が無理筋だという結論になる訳だ。
算数の問題で2x3=6が○で3x2=6が×になる、というのが叩かれている状況が理解できない。 2つ入りのリンゴの袋が3袋あるのと3つ入りの袋が2袋あるのではリンゴの総数は一緒でもシチュエ...
《かける数》と《かけられる数》の違いを意識して立式することが大事だって点については同意なんだけど、その上で。 「2つ入りのリンゴの袋が3袋あります。全部でリンゴはいくつ...
不正確で厳密ではない数学を教えることは悪だからね。
算数教育の目的が子供の厳密な数学的センスを養う点にあるというのなら増田の主張は一理ある。 算数教育の目的が日常生活で困らない(例:買い物)ようにする点にあるとすれば、別...
元増田です。 私はそこまで大仰なものではなく、ただ次の割り算の段階で困らないように、 かける数、かけられる数を意識しましょうという程度のものではないかと思います。 「5人で1...
順序を変えている子供は概念で捉えているので割り算にしても間違えようがない。 順序にこだわってるのは教師のただの趣味嗜好であってそこにこだわる時点で教育免許を剥奪されても...
「5人で10個の飴を分ける」という問題に対し、5÷10と間違えないよう 5÷10は飴一個は何人分になるでしょう?で正解になりますよ。 割り算とか百分率でひっかかる人が多いのも、この...
・2つ入りのリンゴの袋が3袋ある ・3つの袋があってそれぞれ2つずつリンゴが入っている この場合はどう?
元増田です。 知人の小学校教師に聞いてみたところ、 ・2つ入りのリンゴの袋が3袋ある ・3つの袋があってそれぞれ2つずつリンゴが入っている この問題は2x3=6を正解として教えているそ...
数学なら、リンゴの個数も、袋の枚数も、数に抽象化した時点で区別がなくなるからね。 やるなら、新しい数(例えば助数詞を伴った数)と新しい論理を作ればいいのでは。
教え方としてそちらの方が都合がいいというのは、100歩譲ってよしとしましょう。 ただし、2つ入りのリンゴの袋が3袋ある 全部でいくつでしょう?という問題で 2x3=6が○で3x2=6が× ...
>> (算数のテストじゃなくて、先生の言う事に素直な子テストなら不正解で問題ありません)<< 算数のテストって先生の言うことをそのまま書けるかテストじゃないの?
これを皮肉じゃなくて、本当にそうだと思ってる人もいるんだよね
実際、中学1年の2学期までの英語のテストは「先生の言うとおりにやっておく」ことが唯一の点数とる方法。意味ない。 中学校の理科の教師だと、いまでもたまに「オレの言うことを聞...
小学校の算数は、後で習う化学や物理が混じったもので、数字に個などの単位が付いている思えば(私は実際そんな風に思っていた)問題はない。
概念として理解していようがいまいが、 かけられる数 × かける数 と立式すれば正解と教えてるんじゃないの? かけられる数は「単位あたりの数」で、それも難しいなら「果物の数」...
かけられる数 × かける数と立式すれば正解と教えてるんじゃないの? うんだからゴミの趣味嗜好で勝手に正しい立式とやらを規定してるんじゃないぞゴミという話だ 概念を理解して...