恋愛、ゴタゴタ、嫉妬、後悔。自分の気持ちを我慢して相手を待つということの難しさ。今すぐ会いたい衝動、全部全部。
好き好き好き好き。愛してる、愛してた。好きだ、好きだったよ。
僕の気持ちは今も続いて、君の気持ちは過去において行かれてて。
他の人と楽しそうにするのが苦しくて、息ができない。
怖かった、一人で向かうのが怖かった。
でも君が、一緒に乗り越えられるようにしてあげるって言ってくれた。そのひと押しがあったから、僕はあそこに行けたんだよ。
昔、ある人に本当の恋愛、本当の失恋をすると食べ物が喉を通らなくなるって言われたけど、本当だったんだ。じゃああの人も今の自分と同じ気持ちになったのかな。どうやって乗り越えたのかな。
僕は弱い。自分の弱さを何度も何度も痛感させられた。
その度に、一番話を聞いてほしいのは一番今の気持ちをわかってほしいのは、やっぱり君で。君にそんなことは言えなくて。
君に言われたことが、心に刺さって、その度に君に泣きつきたくなる。僕は君がいないと駄目だって、そんな事、今更気がついて。
大好きで、でもきっと君は大嫌いで、だから僕は悲しくて、それなのに君はいつも僕のことを気にかけてくれていて。
君からの連絡が来たとき、手が震えたよ。涙が出たよ。もう二度と鳴らないと思ってたキミからの電話。
僕は泣いて、君はそれを聞いていて、気がついたら聞こえていた君の吐息を聞きながら。
次の日が来ればまたただの他人になるって、わかっていたのに。この時間がずっと続けばいいと願ってしまって。寝てる君にこれからもこうしていたい、だなんて言ってしまって。君はうんって、多分、言ってくれたんだ。君は優しいから。だから。僕はその優しさに溺れてしまう。甘えてしまう。
そんな弱い僕でも、それでも。
あぁ、頑張ったよ。誰も褒めてなんかくれないし認めてくれないけど、でも頑張った。せめて自分だけはそれを認めてあげないと救われない。でも本当は君に、頑張ったねって言ってもらいたかった。本心じゃなくていい、嘘でもいい、そう言ってくれるだけで僕は、本当に救われるんだと思う。
もう諦めない。後悔するのは嫌だ。
嘘をついた、君を深く傷つけた、偽物の言葉で君も、自分も騙し続けた。
そんなこともう繰り返さない。
君の愛し方を僕は君より知ってみせる。君の幸せを、僕が掴んでみせる。
失恋男性にありがちなポエム脳が正確に表現された名作ですね。百点つけちゃいます。
増田文学ってタグがネタで付くのは分かるが、ブコメで本日の増田文学とか真顔で言われると、 文学ってなんなんだろうなという気持ちになる。