2016-09-21

映画「蟹の形」が失敗した理由

映画「蟹の形」を観に行った。

普段ズワイガニ派だが、

タラバガニはいえ「カニ」なので期待して食べ行ったのだが

ズワイガニ全然違ったので面食らった。

CMでは足10本のカニの看板

店の入り口で「わしゃわしゃ」と動き回る。

そしてデュークエイセスの歌う主題歌「とれとれピチピチカニ料理」と流れる。

これだと普通にタラバガニもカニの一種想像するとおもうのだが

現物を知らない人はどう思っただろう。

思い出してみれば、たしかタラバガニは足が10本じゃなかった。

タラバガニは8本しか足がないし、

足の向きや姿形もズワイガニとはまったく異なっている。

「真っ赤な甲殻」を持つカニはあくまモチーフの一つであり

タラバガニヤドカリの仲間である

かに道楽は「カニ料理」を出す店だったはずだ。

それがなぜか和名ではカニと命名され、

カニなのに実はヤドカリという

生物分類上の矛盾を作り出してしまった。

この辺りの事情を知らないとかに道楽CMだけ見たら

ああ、普通にタラバガニもカニの一種なのかなと思ってしまう。

で、実はヤドカリと面食らうという。

CMもっとヤドカリ感」を全面に出すべきじゃなかったかな。

中途半端に「カニ」を名乗っているか

おかしなことになってるんじゃないだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20160920164244

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん