もうすっかり消費し尽くされてみんな飽きてきた気もするが、貧困女子高生の話。
例のキーボードについては、彼女が中学生の時の話だったそうなので
二人家族だったとすると、稼ぎ手はお母さんただ一人であった可能性が高い。
(ひょっとすると、お姉さんと言う人も扶養家族だった可能性がある。その場合、余計に大変)
で、問題の消費活動が起こっているのは、彼女が高校生になってからの最近の話。
バイトが出来るようになったので、使えるお金が増えたのだろう。
ちなみに相対的貧困の基準は、一人所帯の場合122万/年らしいからざっと月10万
で、家族がn人になると√n倍になるらしいから、大体14万/月くらい。
お母さん一人で、パートタイムの仕事だけをして、
14万に届くかと言うと少し厳しいのかもしれない。
(逆に「少し厳しい」ではなく「全然足りない」のなら、これは絶対的貧困レベル。生保に頼った方が良い)
で、14万に「少し足りない」くらいの家で、娘がJC→JKに成長しアルバイトが出来るようになった。
まぁ3~4万位のバイトなら、学校に行きながらでも無理なく出来るだろう。そうすると…あら、めでたい。無事に相対的貧困のレベルも脱出出来ましたとさ。
この通りとは言わないが、おそらくこの辺りが真相に近いのではなかろうか。
だから「良かった。相対的貧困の女子高生はいなかったんだ…。」と考えるのが、この話の正しい受け取り方。
あの件は、「ああ、こういうレベルの人も『貧困』に区分されるのか。特に貧困に対して同情しなくてもいいな」となった。 貧困がいないというより、貧困が広い。
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俺は逆に日本がどんどん貧しい国になりつつあると感じたけどな