やや旧聞に属するが、半年間32万で恋愛の講座についての記事があった。
“恋愛したい”けれど…
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/07/0728.html
これについての反応は概ね、ボッタクリだ、そんなのは学ぶものじゃない、といった否定的なものだったと記憶している。
確かにいくら需要と供給が成立し、当人が納得ずくであっても恋愛講座にはやや違和感を覚えるのは理解する。しかし、「普通の学生生活」や「普通の人生」を歩めなかった者にとってはこれもまた努力の一つの形なのだと思う。これを否定する人は、一体彼らに何を教えられるというのか。風俗に行け、合コンに行け、程度のことを言うのであれば大差はない。
恐らく多くの人は自らの才覚のみで、こんな講座とは比べものにならない経験と知識を心身豊かな頃に学び、蓄えることができたのだろう。しかし、自分を含めてそんなものとは無縁、いや異世界のできごとと呼んでも差し支えない程に実感を伴えなかった人もいる。
どんな形であれ、自ら動き変わろうとする人を否定するのは哀しい。たとえ無駄になっても、その勇気だけは何かの糧になるのだと思う。
はてなーは理由がなんであれ無知であり続けた人に厳しいからな
男だからってのもあると思う