嫁さんにドアをちゃんと閉めてくれとよく怒られる。
ドアは閉めるものということは当然理解できているし、リビングに家族が揃っている時は当然ドアは閉めてある。
ただ、自分が部屋を出て行った時に、何となく閉めるのが嫌なのだ。
そのままどこかに出かける時はもちろん閉めてから出かける。
そうではなくて、ちょっとした用事で部屋を出てその後にすぐ戻ることが決まっている場合に、閉めることに抵抗を感じてしまうのだ。
一度その理由をわかるまで説明して欲しいといわれたのだが、うまく説明することができなかった。
箇条書きにしてしまえば、
・ドアが閉まることで関係を拒絶しているかのように思われるのが嫌
・ドアを閉めてしまうとその向こうで自分が何をしているか伝わらなくなるのでやましい気持ちになる
こんな感じだろう。
別に全開にしていないと気がすまないわけではない。ほんの数センチ開いているだけでもいいのだ。
いってみれば、友人との会話中にこちらから受話器を置けないような心境であり、友人との別れ際に名残惜しい気分で何度も振り返っては手を振ってしまうような心境だ。
明確な理由があるわけではなく、なんとなくそうしていないと気がすまないのだ。
最近ではエアコンを使っているので、冷気を逃がさないためといったような明確な理由があれば抵抗なく閉められる。
同じような理由で、自分がトイレに行くときは「トイレに行ってくるね」と言わないと気がすまないのだが、そういえば嫁さんからトレイに行くだなんて言葉を聞いたことがなかった。
自分でもわからないものを人に聞くのもどうかと思うが、同じような感覚の人は他にもいるのだろうか。
なんとなく治したいと思っている癖なので、もし原因など思いついたなら是非教えていただきたい。