今は知らない
うちの親は貧乏だった
祖父の時代に制度改革と家庭のあれこれが重なり、普通だった暮らしが一気に貧しくなったのだとか
話は変わってうちの父は公務員の職に就いた
幼いころに住んでいた祖父の代からの家は本当に古くてボロボロで、周囲の家と明らかに差があった
しかし私自身は貧乏というものを意識したのは幼少期のその時くらいだ
話は戻る
父は貧乏で共産党を支持していたが、私はまったく貧乏ではなかった
そして私が貧乏でなかったのは、両親が公務員であり生涯フルタイムで働いていた家庭の子供だったからである
父が貧乏から脱出したのは、公務員になり、公務員の母と結婚をし、生涯2人でまじめに働いたからであって、
何かを信じたからではない