元カレと別れてから、ある芸能人を好きになった。インタビューなどでその人自身の考えや意見を見聞きするようになって気付いたことがある。この芸能人は、驚くほど元カレと似ている。顔ではなく、中身が。
元カレと別れた原因は、モラハラ男だったからだ。よく考えてみればおかしいなと思うような様々な俺ルールがあり、それを守らないと不機嫌になる、外面は良くて周囲の評判がいい、という典型的なタイプだった。そして、おかしいと思わず、私がいけないんだと思う私もまた、典型的なモラハラのパートナーだった。
この芸能人の言動の端々に、同じ匂いを感じる。私は、100%この芸能人はモラハラ男だと断言できる。
それに気付いてから、この芸能人の言動が元カレとリンクし、複雑な気持ちになるようになった。モラハラ発言を見聞きするたびに、フラッシュバックのように、あの時の気持ちが再現される。
もし、私がこの芸能人に話ができるとしたら、どういう恋愛をしてきたのかすごく聞きたい。かつては、モラハラ男は心を入れ替えないと幸せにならないと思っていたが、私と同じように、こういう人は幸せにできない(ならない)と分かっていながら好きになっているのかもしれない。そもそも、モラハラ男は私のようなタイプと付き合うべきでないのかもしれない。もし、モラハラ男が確かに心を入れ替えたなら、私のようなタイプと付き合いたいと思わなくなるのではないか?私であれば、モラハラ男は「やめておいて」、幸せにしてくれる人と付き合うべき、のように。しかし、今の言動を見ている限り、モラハラ中であることは間違いない。それを好きでい続ける私もまた、何も変わっていない。モラハラ座談会やりたい。
坂上忍が浮かんだ
坂上忍は違う。なんとなく。私が好きにならないということは、そういうことだと思う。 普通、モラハラ男は様子を見せない。経験を積んだ芸能人は巧妙に隠せるはず。その芸能人が見...