2016-04-07

うまくいかなかった同僚

コミュニケーションがひどく難しかった同僚がいる。

うそ仕事は終わってしまって、今後関わることもないと思う。

彼は顧客とはそれなりに円滑にやっているようではあった。

からなおさらからなかった。何が悪いのか。

彼の同期の社員が苦手がっているのを知っていたので、何故だろうと思っていたが

自分も一緒に仕事をしてみて、なるほどと思った。

ひどい罵倒や悪意に満ちた返事をなんどか受けていた。

一人でいる彼を見かけて、お節介でも声を掛けるべきだと思っていた。関わる前は。

おとなしく人見知りなだけなのだろう、と。

けれど一緒に仕事をした今となっては、もう声を掛けようとも思わなくなっていた。

彼のコミュニケーションの差は、性質能力の差なのか・地域性などの文化による差だったのか。

あるいはそれらの複合技なのか。

察するとか推察するということを一切しないようで、「何を言っているかからない」と何度も言われた。

侮蔑的意味合いではなく、言葉通りの「言っている意味がわからない」という言葉だった。

嫌味ではないことは分かったので、質問の際には前提からきちんと説明するようにした。

毎日、昼食の弁当に突き箸をしながらPCモニターを眺めていた同僚。

それマナー的にはダメなんだよ、と。

言おうかと思ったけれど言えるはずもなかった。

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