僕も子供の頃は、願ったことは大体叶うと思ってた。
どこどこへ行きたい。何々が欲しい。
何々が欲しい、はあまり叶わなかった気がするけど、
でもどこどこへ行きたい、は不思議と叶った気がした。
ほんとに、どこかへ行きたいってことは不思議と叶っていた気がする。
あぁ、あとは、何々が欲しいなぁと思ってたら、手には入らなくても、
一時だけでも、どこからか来たりしたことはあった。
僕はそんな事実を体験して、思ったことは叶うなぁと無邪気に思ったりしてた。
答えは、サンタクロースっているのかな、に対する答えと似たようなものかも知れない。
僕はそれについて何も言わない。
ただ、僕の引き寄せの法則は、物よりも体験を僕に与えてくれたな。
成人してしばらくたったけど、最近思う。
「引き寄せの法則」と聞いたときに今僕が思い浮かべるのは、父親、両親、そして祖父、祖母。
あんなとこ行きたいな、って言ってた僕の言葉を拾って、いろいろ連れてってくれてありがとう、と思う。
あんなもの欲しいなって言ってたの、借りてきてくれたり、貸してくれたりしてありがとう、と思う。
あんなことやりたいっていったとき、実現するために力を貸してくれてありがとう、と思う。
今度は、僕が誰かの引き寄せの法則になりたい。
そう、切に思う。
これは一生かかっても返せない借りとか、負債だとは思わない。
でも、一生かかっても増やして、使い切りたい資産だと思う。
僕はまだまだ、この資産を増やせてもいないし、使えてもいない。
引き寄せの法則を信じられる人は幸せだなと思える人は、もっと幸せだと思う。
少なからず、僕はそう。
頑張るよ。
#ポエム