赤字が見込まれる北海道新幹線の負担に耐えかねるJR北海道が、
在来線の廃線(3セクへの移管)を加速させそうな気配であるが、
本来、ローカル赤字線は、東海道新幹線の黒字などで補うべきである。
しかし、分割民営化なんかしたもんだから、
JR東海は新幹線の利益を持てあましてリニアを作ろうとしている。
そのお金があれば、どれだけたくさんのローカル線を維持できるか。
結局、分割民営化とは、儲からない路線を廃止するための布石だったということだ。
儲からないローカル線を過剰に維持するのは国鉄の二の舞でもあるが、
そこは程度の問題だ。
ユニバーサルサービスという観点からは、
黒字路線の利益を赤字路線の補填に回すのは、
ある程度までは許容されて当然なのだ。
Permalink | 記事への反応(1) | 10:37
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国鉄・JRの廃止路線と廃止年月を調べてみれば分かるが、国鉄は(角栄時代からの数年を除けば)一貫して赤字ローカル線の廃止に積極的だったし、分割民営化して以降はローカル線の廃...