2016-03-01

本の読み方

受験のための勉強をしたせいか、飛ばし読みがくせになっていた。

パッと見で頭に入ってきたキーワードだけを記憶し、頭のなかで勝手に繋げて、変な解釈をしていた。

そもそも物語は、段落のまとまりであり、文章のまとまりである

文章主語、述語、目的語のまとまりで、それらを積み重ねて意味をもたせていく。

限られた時間解釈せねばならない場合はそういうテクニックもやむ無しだが、本来はすべての文を読むべきなのだ

こういう読み方をしていると、キーワードだけ片言で発声し、相手意図を推測させたあげく、

「こういうこと?」とむしろ説明させてしまうようなコミュニケーションしかできなくなる。

きちんと「主語が、目的語を、述語する」という文章を重ねて何を伝えるか、または伝えたいのかを理解する練習するのだ。

これを基礎として、物語、または評論、報告などの全体的な要約をして整理し、理解する。

それが本を読むということだと思う。ただ文章を目で追ってページをめくるだけではない。

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