特攻隊はその人間をそのまま突っ込ませることからその悲劇性が強調され戦果はあまり無かったという論評がよく行われる。
しかしこれは兵器としてみれば高性能な誘導兵器であり未熟なパイロットでも有効な戦果を期待できる唯一の方法だったという客観的な事実があるんだよ。
実際アメリカ海軍の艦艇で受けた被害というのは半分以上が特攻隊によるものという歴然的な事実がある。
そのアメリカ自身からも戦後の報告書で「もっと特攻を早くから始めるべきだった」という受け入れがたい指摘まである。
だから特攻隊を戦果がなかっただの有効な戦法じゃなかったと行って否定するのはこの事例を持ちだされて逆に論破されてしまう。
特攻隊の問題はたとえ有用でも人間性を排除した究極の合理主義は認めるべきなのか、そこが焦点になる。
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