小学3、4年生の頃、仲間はずれにあっていた。たぶん理由は、周りの女の子たちの話についていけなかったからだと思う(ゲームも持っていなかったし、ちゃおやりぼんも読んだことがなかった)。話しかけても無視されることが一番多かった。ときには上履きがなくなってることもあった。しかし、小学校卒業をしてから、中学以降では仲間はずれにあうことはもうなくなった。
今思えば「ふ〜ン、周りの女の子たちと話が合わなかったのね」という感想ぐらいしか抱かないできごとだが、当時は小学校=私の生きていく場所、社会であり、その社会の大半から無視されるということは、もしかして私って実は存在していないのかも!?と疑ってしまうくらいのできごとだった。
匿名ではあるが、増田につらつらと書いた文章にコメントがついたり、注目エントリに載ったりする。学校や会社以外の場所で、「私」は無視されない。ふと無視されていた私を思い出し、「私」は彼女をささやかに励ましに行く。